BCP・クラウドバックアップとは、災害や障害が発生した場合でも健診業務を継続し、
画像データを安全に長期保管するための仕組みです。
PAXiS-Screening(パクシス スクリーニング)は、キッセイコムテックの自社データセンターを活用した
ハイブリッドクラウドサービスにより、利便性と安全性を両立した運用を実現します。
健診施設では、受診者の画像データを長期にわたって保管する必要があります。年間数万件以上の検査を実施する施設では、データ量は年々増加し、保管コストとリスク管理の両立が課題になっています。
大量の画像データを施設内だけで保管し続けると、ストレージの増設コストとメンテナンス負荷が膨らむ。
施設内にしかデータがない場合、火災・地震・水害でデータが失われる可能性がある。
医療情報の安全管理に関するガイドラインへの準拠が求められ、保管環境の要件が年々厳しくなっている。
施設内サーバーとクラウドサーバーを組み合わせたハイブリッド構成で、データの利便性と安全性を両立します。
施設内サーバーには直近の画像データを保管し、高速な画像表示を実現します。過去の画像データはクラウドサーバーに移行・保管し、必要時に読み込んで表示します。
読影時には、直近の画像は施設内サーバーから、過去の比較画像はクラウドサーバーから自動的に取得されるため、読影医が保管先を意識する必要はありません。
| 項目 | 施設内サーバーのみ | ハイブリッドクラウド(PAXiS-Screening) |
|---|---|---|
| 直近データの表示速度 | 高速 | 高速(施設内サーバーから取得) |
| 過去データの参照 | ストレージ容量に依存 | クラウドから取得、長期保管に対応 |
| 災害時のデータ保全 | 施設損壊時にデータ消失のリスク | クラウド側にバックアップが残る |
| ストレージの増設コスト | データ増加に伴い定期的に増設が必要 | クラウドへの移行で施設側の負担を軽減 |
施設内サーバーが被災した場合でも、クラウドサーバーに保管されたデータから読影業務を再開できます。早期復旧により、受診者への影響を抑えます。
施設内とクラウドの二重保管により、単一障害点をなくします。サーバー障害やネットワーク障害が発生しても、データの消失リスクを低減できます。
PAXiS-Screeningのクラウドバックアップサービスは、医療情報の安全管理に関する主要なガイドラインに準拠しています。
厚生労働省・経済産業省・総務省が策定した医療情報の安全管理に関するガイドラインに準拠した環境で運用されます。
キッセイコムテックの自社データセンターを使用し、国際規格認証を取得した環境でサービスを提供します。外部のパブリッククラウドに依存しない運用により、管理体制の透明性を確保しています。
キッセイコムテックは、東証プライム上場のキッセイ薬品工業グループに属し、ISO 9001(品質)・ISO 14001(環境)・ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)・ISO 13485(医療機器品質)の4種の国際規格認証を取得済み。医療機器製造販売業の許認可も持ち、医療情報の取り扱いに求められる高い安全管理体制を整備しています。
クラウドバックアップの導入を検討する際、施設ごとに整理が必要なポイントがあります。
クラウドバックアップの構成やガイドライン対応の詳細は、保管要件を伺ったうえで個別にご提案しています。
BCP対策のご相談もお気軽にお問い合わせください。