PAXiS-Screening(パクシス スクリーニング)とは、健診業務の効率化と読影精度の向上を両立させる、
健診特化PACS(医用画像管理システム)です。
キッセイコムテック株式会社が「予防医療にイノベーションを起こし、診断の質向上と業務効率化で人々の健康を支える」という
理念のもと開発・提供しており、画像管理から所見入力、結果確定までを一つのシステムで完結させます。
健診現場では「異常なしが大多数」という前提のもと、大量の画像を短時間でさばく必要があります。
PAXiS-Screeningは、この健診特有のワークフローに最適化された設計で、読影業務全体をトータルに支援します。
健診PACSの導入や更新を検討し始めたばかりの方に向けて、PAXiS-Screeningの特長をストーリー形式でまとめた漫画をご用意しました。読影現場のよくある課題と、それを解消する仕組みを短時間で把握できます。製品概要を手早くつかみたい方は、まずこちらからご覧ください。
健診向けPACSには多くの選択肢がありますが、
PAXiS-Screeningが導入施設から評価されるポイントは大きく4つあります。
PAXiS-Screeningは、健診業務に特化したPACS&レポートシステムです。「異常なしが大多数」「1日に数百件」「二重読影前提」という、病院診療とは異なる健診特有のワークフローをそのまま再現できる設計です。ビューアとレポートが一体化しているため画面移動が発生せず、異常なしはワンクリックで次の受診者を表示。導入施設からは「読影時間が実質半分になった」という声も寄せられています。
ネットワーク環境がないために、外部読影が紙の読影簿に戻ってしまう。この課題を、PAXiS-Screeningのオフラインレポート機能が解消します。セキュリティ機能付きのUSBメディアに画像データとレポートシステムを搭載し、ネットワーク接続や事前インストールなしで読影医が所見入力可能。デジタルデータで回収できるため、転記作業も不要です。ICカードやパスワードによるセキュリティも確保されています。
健診バスで撮影した画像と受診者情報の突合作業は、件数が増えるほど負荷と取り違いリスクが高まります。PAXiS-Screeningは、健診システムの受診者属性情報と撮影データを自動でマッチング。手作業の突合を大幅に削減し、基幹健診システム連携で結果の転記も不要にします。
健診PACSは導入して終わりではなく、BCP対策や保管要件への対応など、稼働後にも継続的な調整が求められます。PAXiS-Screeningは、キッセイコムテックのデータセンターを活用した遠隔地バックアップサービスを提供。災害時の事業継続を支えるBCP対策と長期保管に対応し、3省ガイドラインにも準拠した設計です。
健診施設の現場では、デジタル化が進んでいても「紙が残る」「手作業が減らない」領域が存在します。
PAXiS-Screeningは、以下のような健診特有の課題に対応しています。
1日に数百件の読影をこなす必要があるのに、1件ごとにレポート画面を開いて入力している。異常なしが大多数の健診でも、処理の手順は有所見と同じ。件数が増えるほど、画面切り替えの積み重ねが大きなロスになります。PAXiS-Screeningのレポート一体型ビューアは、異常なしをワンクリックで登録し、次の受診者を即座に表示。前回所見や問診情報も同一画面に表示されるため、大量件数でも読影のスピードを維持できます。
ネットワーク環境が確保できず、外部の読影医に紙の読影簿で依頼している。返送された手書き所見を事務スタッフが読み解き、転記している。このような運用では、転記ミスのリスクに加え、事務スタッフの工数が膨らみます。ダブルチェックの負担も発生します。PAXiS-Screeningのオフラインレポート機能を活用すれば、外部読影のデジタル化が可能です。ネットワーク不要で、所見入力から回収までを一貫してシステム上で完結できます。
健診バスでの撮影後、施設に戻ってからのマッチングや登録作業に時間がかかっている。件数が多い日は技師が手一杯になり、取り違いリスクも気になる。PAXiS-Screeningの自動マッチング機能は、この登録・突合の工程を短縮します。
フィルムレスは実現しているが、所見の記入は紙の読影簿のまま。事務職員が紙を見ながら手入力し、ダブルチェックにも人手がかかっている。PAXiS-Screeningの導入により、所見結果は健診システムへデジタルデータとして直接取り込めます。転記作業の削減と処理精度の向上を同時に実現します。
健診業務には複数の職種が関わります。PAXiS-Screeningは、それぞれの立場で感じている負担を軽減する設計です。



PAXiS-Screeningは、健診の読影業務に関わるすべての工程をカバーする機能を備えています。
各機能の詳細は個別ページで解説しています。
| 機能 | 概要 | 対応する課題 |
|---|---|---|
| レポート 一体型 ビューア |
画像表示と所見入力を同一画面で実行。異常なしはワンクリック、有所見時は自動でレポート起動 | 読影スピードの向上、画面切り替えの手間 |
| オフライン レポート |
ネットワーク不要で読影・所見入力が可能。USBメディアにビューアとレポートを搭載 | 外部読影の紙戻り、転記作業 |
| 自動 マッチング |
健診システムの受診者情報と撮影データを自動で紐づけ。手作業のマッチングを削減 | 出張健診の登録負荷、取り違いリスク |
| BCP・ クラウド バックアップ |
遠隔地データセンターでの画像バックアップ。長期保管とBCP対策を両立 | 災害時の事業継続、保管要件への対応 |
| 進捗管理 | マッチング完了、読影依頼、読影進捗、処理完了をリアルタイムで一覧表示 | 読影状況の把握、未処理案件の管理 |
| 二重読影・ 結果統合 |
ブラインド二重読影に対応。最終結果の一括統合判定も可能 | 確定フローの効率化、判定漏れの防止 |
| AI解析連携 | 各メーカーのAIサービスと連携し、陰影検出などの読影支援を提供 | 読影精度の向上、見逃しリスクの低減 |
PAXiS-Screeningは、規模や運用形態の異なる複数の健診施設で導入されています。
ある健診施設では、一次読影から二次読影への転記処理に事務職員3人がかりで丸一日を要していました。PAXiS-Screening導入後は、ワンクリック・数秒で完了。手入力の削減により転記ミスの心配もなくなりました。
読影医からは「これなら今までの3倍読影してもいい」という声が上がっています。
年間約20万人の受診者を持つ大規模健診施設では、複数の健診団体ごとに異なる所見用紙や読影方式への対応が求められていました。
PAXiS-Screeningは、同一検査種で複数のレポートマスタを自動で切り替え表示する機能を標準搭載しています。この施設では8種類ものマスタを運用し、医師が読影に集中できる環境を実現しています。
「モニタ診断に変えると読影時間が延びて大変だ」という声は少なくありません。PAXiS-Screeningのオフラインレポートを導入した施設では、ネットワークを経由しない分、画像表示とレポート登録の処理が速く、間接ロールフィルムとほぼ変わらない読影時間を実現しています。
PAXiS-Screeningの導入費用は、処理件数、端末数、保存容量、外部読影の運用範囲、連携システムの構成などにより変動します。施設の規模や運用に合わせた個別のお見積りを行っています。
現在の運用課題や要件を整理します
構成案と概算費用をお伝えします
検査種別、読影方式、連携先など細部を確定します
実際のシステム画面を体験いただけます。運用中の施設を見学できるケースもあります
確定した要件に基づくお見積りをご提出します
データ移行やマスタ設定を行い、稼働環境を構築します
施設の運用に合わせたサポートを提供します
PAXiS-Screeningは健診業務に特化した設計です。異常なしが大多数を占める大量件数の高速処理、出張健診のマッチング、外部読影のオフライン運用など、健診特有のワークフローに対応しています。病院向けPACSでは対応が難しい、健診ならではの運用課題を解決するために開発されたシステムです。
ICカードまたはパスワードによるセキュリティ機能を搭載しています。端末へのソフトウェアインストールも不要で、USBメディア内で完結する設計のため、外部環境でも高いセキュリティ性を維持できます。
PACS更新のタイミングで移行される施設が多くあります。健診施設への導入実績をもとに、要件整理からデータ移行、稼働後のサポートまで一貫して対応しています。詳しくはお問い合わせください。
京都予防医学センター様、福島県労働保健センター様、長野県健康づくり事業団様など、複数の施設での導入事例を公開しています。施設の規模や運用課題に応じた活用のしかたをご覧いただけます。
各メーカーが提供するAI解析サービスと連携し、陰影検出などの読影支援を受けることが可能です。読影医が1人で判断に悩む場面を減らし、精度向上を支援します。
PAXiS-Screeningの詳細資料のご請求や、
導入に関するご相談を承っています。
まだ検討の初期段階という方も、
お気軽にお問い合わせください。