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機能

PAXiS-Screening(パクシス スクリーニング)は、健診読影の現場に必要な機能をひとつのシステムに集約しています。
読影から結果確定、外部読影、出張健診対応、データ保全まで、業務フロー全体をカバーする4つの主要機能をご紹介します。

健診PACSに求められる要件

PAXiS-Screeningの機能一覧

健診業務は、病院の画像診断とは異なる特有の要件を持っています。受診者の大多数が「異常なし」であること、1日に数百件の読影を処理する必要があること、外部の読影医に画像を渡す運用が多いこと、出張健診(巡回健診)で撮影現場と施設が離れていること。こうした健診固有の条件に対応するには、汎用PACSの枠組みでは不十分です。

PAXiS-Screeningは、健診業務に特化した設計思想のもと、読影の効率化・外部読影のデジタル化・出張健診のデータ管理・災害対策までを一つのシステムで実現。4つの主要機能が、健診現場の業務フロー全体を支えます。

主要機能

レポート一体型

画像ビューアと所見入力を一画面に統合。画面を切り替えることなく、読影から判定登録までを完了できます。異常なしはワンクリックで登録し、次の受診者の画像が自動表示されます。

主な特長

  • 異常なしのワンクリック登録で、大量読影の処理速度を向上
  • 前回所見・問診情報・既往歴をビューア上に一括表示し、視線移動を削減
  • 部位と所見の整合チェックをリアルタイムで実施し、入力ミスを防止
  • 二重読影結果をボタン一つで自動統合。判定の不一致箇所は色分け表示
  • リアルタイム要精検率表示で、読影中に精検率の推移を確認可能
  • 同一検査種で複数のレポートマスタに対応し、健診団体ごとの様式を自動切り替え

導入施設では読影時間が約1/2に短縮された実績があり、「3倍読影してもいい」という読影医の声も寄せられています。

オフラインレポート

ネットワーク不要で画像閲覧と所見入力ができる外部読影の仕組みです。セキュリティ付きUSBメディアを読影医に渡すだけで運用を開始できます。

主な特長

  • USBメディアに画像ビューア・レポートシステム・画像データを一括搭載
  • 読影医のPCにソフトウェアのインストールが不要。メディアから直接起動
  • ICカードまたはパスワードによるセキュリティ機能で、紛失時の情報漏えいを防止
  • 今回画像と前回画像の同時表示に対応し、施設内と同等の読影環境を提供
  • マンモグラフィーなど大容量の検査データにも対応可能

導入施設では「ネットワーク不使用で画像表示が速く、フィルム読影と変わらないスピード」と評価されています。

自動マッチング

出張健診(巡回健診)で撮影した画像と受診者IDを自動で紐づけます。手作業によるマッチングの工数と取り違いリスクを軽減します。

主な特長

  • 健診システムからの情報ファイルを基に、撮影画像と受診者IDを自動照合
  • 連番撮影にも対応し、撮影順序と受診者リストの照合を自動処理
  • 問診情報や前回結果など、読影に必要な補足情報を自動で関連づけ
  • 未マッチング分は一覧表示され、画面上で手動紐づけが可能
  • バスごと・事業者ごとの進捗管理で、処理状況を一目で把握

導入施設では「画像登録時のマッチングのレスポンスが優秀」「フラグ抽出機能で読影依頼の選別が容易になった」と評価されています。

BCP・クラウドバックアップ

施設内サーバーとクラウドを組み合わせたハイブリッド構成で、画像データの長期保管と災害時の事業継続を両立します。

主な特長

  • 直近データは施設内サーバーから高速取得、過去データはクラウドから参照
  • 読影医は保管先を意識せず、シームレスに過去画像を参照可能
  • 施設被災時にもクラウド側のデータから業務再開が可能
  • 施設内とクラウドの二重保管で、単一障害点を排除
  • 3省2ガイドラインに準拠したキッセイコムテック自社データセンターで運用
  • 監査ログ管理、アクセス権限設定、電子保存の3原則(真正性・見読性・保存性)に対応

ストレージの増設コストを抑えながら、安全で長期的なデータ管理を実現します。

機能の全体像

PAXiS-Screeningの4つの主要機能は、健診業務のフロー全体をカバーしています。

機能 対象業務 解決する課題 主な効果
レポート一体型システム 施設内の読影〜結果確定 画面切り替えの手間、異常なし処理の非効率、二重読影の統合負荷 読影時間の短縮、転記ミスの解消
オフラインレポート 外部読影 ネットワーク制約による紙戻り、転記ミス、ソフトインストールの手間 外部読影のデジタル完結、フィルム時と同等の読影速度
自動マッチング 出張健診のデータ管理 撮影画像と受診者IDの手作業突合、取り違いリスク マッチング工数の大幅削減、進捗の一元管理
BCP・クラウドバックアップ データ保全・災害対策 施設内サーバーの容量限界、災害時のデータ消失リスク 長期保管コストの最適化、事業継続の確保

健診業務全体を支える統合的な設計

進捗管理の一元化

画像登録から結果確定までの工程を一覧画面で管理できます。読影の未完了件数、マッチング状況、処理完了日時をリアルタイムで把握できるため、ボトルネックの早期発見と対処が可能です。バスごと・事業者ごとの管理にも対応し、大規模な巡回健診でも工程全体を可視化できます。

柔軟なマスタ設定

検査種別ごとに部位・所見・判定のマスタを設定できます。同一検査種でも複数のマスタに対応し、健診団体や事業所ごとの様式に合わせた自動切り替えが可能です。マスタの設定・変更はユーザー自身で行えるため、運用の変化にも柔軟に追従します。

主要な基幹健診システムとの連携

受診者属性や予約情報のファイル取得から結果出力まで、既存の健診システムとのデータ連携に対応。システム切り替え時の移行負荷を抑えながら、段階的な導入も可能です。

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