健診読影では「異常なし」の受診者が大多数を占めます。
この前提に合った読影フローを設計すれば、処理時間は大幅に短縮できます。
ここでは、大量件数をさばく健診現場のボトルネックと、その改善策を整理します。
健診では受診者の大半が異常なしです。それにもかかわらず、汎用PACSでは1件ごとにレポート画面を開き、所見を入力する操作が必要になるケースがあります。1件あたり数秒の差でも、数百件を処理する健診現場では大きなロスになります。
読影時に前回の所見結果や問診情報を確認するには、別のシステムや画面を参照する必要があります。画面の切り替えが増えるほど集中力が途切れ、処理速度が落ちます。
二重読影を行う施設では、複数の読影者の結果を突き合わせる工程が発生します。紙の読影簿で管理している場合、事務スタッフ数人がかりで丸一日かかるケースもあります。
PAXiS-Screening(パクシス スクリーニング)は画像ビューアとレポートを一画面に統合しています。異常なしの受診者はワンクリックで判定を登録し、次の受診者の画像が自動表示されます。レポート画面を起動せずに処理が完了するため、大量件数の読影でもスピードを維持できます。
ビューア上に前回所見、問診情報、既往歴を表示します。別画面を参照する必要がなく、視線の移動を減らして読影に集中できる環境を作ります。前回有所見者の場合は強調表示され、見落としを防ぎます。
複数の読影者の結果をボタン一つで一括統合できます。判定結果は色分け表示され、不一致箇所もすぐに確認できます。事務スタッフの手作業が数秒で完了する仕組みです。
| ボトルネック | 従来の運用 | 改善後(PAXiS-Screening) |
|---|---|---|
| 異常なし処理 | 毎回レポート画面を開いて入力 | ワンクリックで登録、次へ自動遷移 |
| 前回情報の参照 | 別画面・別システムで確認 | ビューア上に一括表示 |
| 二重読影の統合 | 紙の突き合わせで丸一日 | ボタン一つで数秒 |
| 読影時間 | 画面切り替えで時間がかかる | 約1/2に短縮(導入施設の実績) |
紙の所見用紙からシステム入力に切り替えたことで、医師と事務スタッフの負担が大幅に軽減されました。同一検査種で8種類のレポートマスタを使い分ける運用にも、マスタの自動切り替えで対応しています。
実質読影時間が半分になった。体感的には1/3くらいに感じる。
これなら今までの3倍読影してもいい。
読影のスピードアップだけでなく、工程全体の管理も重要です。PAXiS-Screeningでは、画像登録から結果確定までの進捗状況を一覧画面で確認できます。
レポート一体型ビューアによる読影効率化の詳細は、施設の読影フローを伺ったうえで個別にご説明しています。
デモのご依頼や運用のご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。