自動マッチングとは、出張健診(巡回健診)で撮影した画像データと受診者の属性情報(ID)を、
システム上で自動的に紐づける仕組みです。
PAXiS-Screening(パクシス スクリーニング)は、この自動マッチング機能により、
手作業でのマッチングにかかる工数と取り違いリスクを大幅に軽減します。
出張健診(巡回健診)では、健診車で各拠点を回り、1日に多数の受診者を撮影します。施設内の健診とは異なり、撮影時点では受診者IDが確定していないケースや、予約と実際の受診者にずれが生じるケースが日常的に発生します。
当日のキャンセルや飛び込み受診により、撮影順が予約リスト通りにならない。
受診者の属性情報が健診システムから送られてくるタイミングが撮影後になることがある。
施設に戻ってから、撮影画像と受診者IDを1件ずつ手作業で紐づける作業が発生する。
件数が多いほど、画像と受診者を取り違える可能性が高まる。
出張健診を頻繁に行う施設では、この突合・登録作業だけで放射線技師の業務時間が大きく圧迫されます。
PAXiS-Screeningが撮影データと受診者情報を自動で照合し、紐づけまでをシステムが処理します。
Step 01
健診車や施設内の撮影装置からサーバーへ画像データを送信
Step 02
健診システムから検査の情報ファイル(受診者属性、問診情報、予約コースなど)を取得
Step 03
情報ファイルを基に、サーバー内で撮影画像と受診者IDを自動で照合・紐づけ
Step 04
問診情報や前回結果など、読影に必要な補足情報を自動で紐づけ
出張健診で連番撮影を行った場合でも、撮影順序と受診者リストの照合を自動で処理します。手作業で1件ずつ確認する工程を省き、作業時間を大幅に削減します。
| 工程 | 手作業でのマッチング | 自動マッチング(PAXiS-Screening) |
|---|---|---|
| 撮影後の紐づけ | 撮影リストと画像を1件ずつ目視で確認 | システムが自動で照合・紐づけ |
| 例外処理(飛び込み等) | 手作業で個別に対応 | 未マッチング分を一覧表示し、個別に確認・修正 |
| 作業時間 | 件数に比例して増加 | 一括処理で大幅短縮 |
| 取り違いリスク | 件数が多いほどミスが起きやすい | システムチェックによりリスクを低減 |
自動マッチング後の処理状況は、PAXiS-Screeningの進捗管理画面で確認できます。
出張健診のバスごと、事業者ごとに処理状況を一覧で確認できます。マッチング完了・読影依頼・読影進捗・処理完了のステータスが一目でわかるため、未完了の処理を見落とすことがありません。
マッチングが完了した検査データは、読影医への振り分け機能と連携します。検査種別や担当割り当てに応じて、読影依頼をスムーズに進められます。
年間数万〜数十万人規模の巡回健診を行う施設では、1日あたりの撮影件数が膨大になります。手作業での突合は現実的でなく、自動マッチングが業務を支える基盤になります。
複数の健診車が異なる拠点で同時に撮影を行う運用でも、各バスからのデータを一元的に取り込み、マッチング処理を行います。
当日の予約変更や飛び込み受診があった場合、自動マッチングで対応できなかった分は未マッチングとして一覧表示されます。個別に確認・修正する運用で、例外処理にも対応します。
自動マッチングの処理フローや既存システムとの連携は、施設のシステム構成を伺ったうえで個別にご説明しています。
出張健診の運用改善に関するご相談もお気軽にどうぞ。